ゴキブリの駆除方法と注意点!殺虫スプレーや物理で叩く以外にもおすすめの方法!
2016/07/11
ゴキブリの画像は載せていないので安心してください。
暑い季節になると人前への露出が多くなってくるゴキブリ。見た目、動き、習性などから気持ち悪いと感じる人がほとんどです。家で出会ってしまったら即駆除したいものですが、動きがとても素早い、生命力が強くなかなか死なない、などの理由から駆除するのがなかなか難しかったりします。
そんなゴキブリの駆除方法や駆除するときの注意点などをまとめました。
ゴキブリの駆除方法
殺虫スプレーを使用する
ゴキジェットなどの殺虫スプレーをゴキブリに噴射します。ゴキブリは逃げるので、そのままゴキブリを追って噴射し続けましょう。少し噴射したくらいじゃ、動きは止まらず物陰に逃げられてしまいます。逃げられると耐性が付いてしまい、そのゴキブリが子孫を作るとより強い個体が産まれてしまうという恐ろしいことになります。また、ゴキブリの呼吸器はお腹にあるため、お腹に当たるようにすると効きやすいらしいです。
殺虫成分の人体やペットへの影響は?
殺虫剤スプレーに多く使用されているのが、ピレスロイド系の殺虫成分です。
昆虫類・両生類・爬虫類・魚類などの体内に入るとすぐに高い毒性を示すため、そういったペットを飼育している場合は注意しましょう。
哺乳類・鳥類などの恒温動物は体内に入ってもほとんど影響は無く、分解の働きで代謝され、短時間で尿などから排出されるため、安全性が高いとされています。しかし、気分が悪くなる人や犬や猫が中毒症状を起こしたという報告もあるようです。体重が軽いほど影響が強くなるため、赤ちゃんが近くにいる場合やハムスターなど小型のペットを飼育している近くでの使用は避けたほうが良いかもしれません。
オススメの殺虫スプレーはゴキジェットプロの黒
ゴキジェットプロ(黒)は効き目が良いと評判です。ゴキジェットプロは緑と黒があり、黒は医薬品扱いとなり、薬局やドラックストアにしか売られていません。
スリッパや丸めたチラシなどでゴキブリを直接叩く
ゴキブリを直接叩いて殺します。薬品を使わないので人間の身体に安全で、安上がりです。デメリットは叩いたことにより潰れたり中身が出てきたりするのが気持ち悪いこと。
叩いたときに卵が飛び散るという噂がありますが、デマのようです。ゴキブリは卵は卵鞘(らんしょう)というケースのようなものに保護されており、その中にたくさんの卵が入っています。卵鞘は1cmほどの大きさ、黒い小豆のようなもので目視することができます。
熱湯をかける
ゴキブリは高温に弱く熱湯をかけると即死しますが、くれぐれも火傷に注意しましょう。熱湯を使える場面は限られてきますが、流し台などで使うと片付けが死骸のみになるので楽です。少しかけた程度じゃ死なないので十分な量をかけます。繰り返しになりますが、かけるときや後片付けで拭き取る必要があるときなども火傷に注意しましょう。
洗剤、アルコール、パーツクリーナーなどで窒息死させる
ゴキブリの腹部には無数にある「気門」という呼吸する穴があり、普段ゴキブリは全身を油で覆うことで気門が塞がるのを防いでいます。洗剤、高濃度のアルコール、パーツクリーナーなどをかけることで、気門を守っている油を溶かすと同時に穴は塞がれゴキブリは窒息死します。アルコールやパーツクリーナーは火気厳禁なので火や電源のそばでは使わないようにしましょう。
ゴキブリを瞬殺できると話題になった「ソルベント」は危険なのでやめましょう!
ソルベントとはペーパーセンメントで貼ったものを剥がすときに使用する溶解液です。最近、このソルベントをゴキブリにかけると、一瞬でゴキブリがカラカラになり瞬殺できると話題になりました。しかし、ソルベントは静電気からも引火してしまうほど引火性が高く、製造元からは「危険なので本来の用途以外で使うことはやめてほしい」と注意を促しているようです。
ミツワ ソルベント(溶解液)赤丸缶 280ml