【2026年10月】e-Taxを装った迷惑メールがまた届いた!還付金・未納・延滞税を騙るメールに注意

【 重 要 】還付金に関する 確認 のお 知らせ が届い て います PC・ITトラブル
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以前、e-Taxを装った迷惑メールについて記事にしましたが、その後も私のところには別の形式のメールが複数届いています。

今回届いたメールでは、前回と同じように「還付金」を装ったものだけでなく、

  • 還付金の受取手続きが未完了
  • 医療費控除の計算ミスによる還付金
  • e-Taxのメッセージボックスに未読のお知らせがある
  • 所得税の未納額や延滞税がある

といった、さまざまな内容になっていました。

さらに今回のメールでも、すでにサービスが終了しているAndroid版「e-Taxアプリ」への誘導が確認できました。

実際に届いた4通を紹介しながら、怪しいポイントを見ていきます。

今回届いたe-Taxを装った迷惑メール4通

今回確認したメールは、次の4通です。

1通目:[通知 No.202610020810] 所得税還付金 受取手続未完了のお知らせ

差出人:e-Tax 自動通知 <profile@shop.yudatoy.com>
件名:[通知 No.202610020810] 所得税還付金 受取手続未完了のお知らせ

本文では、国税庁やe-Taxを名乗り、「重要 還付金の受取手続が完了しておりません」と案内されています。

さらに、「還付予定額 98,347円」と具体的な金額が書かれていました。

そして、「令和8年10月5日」を受取手続の完了期日として、手続きを急ぐよう促しています。

ここでは、メール全体がe-Taxからの通知らしく見えるように作られています。

[通知 No.202610020810] 所得税還付金 受取手続未完了のお知らせ

本文には、

  • e-Taxアプリを起動
  • マイナンバーカードで認証
  • メッセージボックスで受取手続きを完了

という手順まで書かれていました。

さらに、Android版e-Taxアプリをダウンロードするよう誘導しています。

しかし、リンク先は、cttbt.comというe-Taxや国税庁とは関係のないドメインでした。

また、このメールには少し不自然な点もあります。
本文の上部では受取手続の完了期日を10月5日としている一方、下の注意書きでは10月20日となっていました。

このように、メール本文の中で期限が一致していない点も気になります。

2通目:【重 要】還付金に関する 確認 のお 知らせ が届い て います

差出人:【 xa T-e庁 税 国 】 <noreply@hongchunyl.com>
件名:【重 要】還付金に関する 確認 のお 知らせ が届い て います

本文では、「e-Tax メッセージボックスに未読のお知らせがあります(1件)」と案内され、「還付金の振込について確認したいことがあるため、メッセージボックスにお知らせを格納した」という内容になっています。

【重 要】還付金に関する 確認 のお 知らせ が届い て います

さらに、「口座番号などをメールで聞くことはありません」
といった注意書きまで入っています。
一見すると、フィッシングメールへの注意喚起まで行っている正規メールのようにも見えます。

しかし、差出人のドメインは、hongchunyl.comであり、e-Taxの公式ドメインではありません。

さらに本文では、やはりAndroid版e-Taxアプリのインストールを案内しています。リンク先は、yg-5216.comでした。

メールの文章だけではなく、実際のリンク先まで確認することが重要です。

なお、このメールには nta.go.jp.emw (36バイト)という添付ファイルも付いていました。このような心当たりのない添付ファイルは、開かないほうが安全です。

3通目:還付金 98,600円 受取手続 のお願い

3通目は、さらに具体的な内容になっていました。

差出人:国 税 庁 <password@password.hnwtyp.com>
件名:還付金 98,600円 受取手続 のお願い

本文では、「令和7年分の所得税の確定申告書」について、国税庁の審査の結果、「医療費控除の適用額に誤り(過少申告)が認められ、還付金が発生する」と説明されています。

還付金 98,600円 受取手続 のお願い

さらに、かなり具体的な金額まで記載されています。

  • 納付済みの所得税額:286,000円
  • 医療費控除適用後の正しい所得税額:187,400円
  • 差引過納額:98,600円
  • 還付予定額:98,600円

という内容です。

そして、「還付金の受け取りには、お手続きが必要です」として、e-Taxアプリのメッセージボックスから手続きをするよう誘導しています。

リンク先は、mdqqb.comでした。
こちらもe-Taxや国税庁とは関係のないドメインです。

このように、単純に「還付金があります」と書くだけではなく、医療費控除の計算まで具体的に設定して、本物の通知らしく見せようとしているメールも確認できました。

また、このメールにも J8qo273TJ.nlbhi (15バイト)という添付ファイルが付いていました。このような心当たりのない添付ファイルは、開かないほうが安全です。

4通目:【延滞税】所得税の未納額と延滞税のご案内|国税庁

4通目は、これまでの3通とは少し方向性が違いました。

差出人:xaT-e庁 税 国 <e-Tax@memo.takaokadenshi.com>
件名:【延滞税】所得税の未納額と延滞税のご案内|国税庁

こちらは還付金ではなく、「所得税の未納額が残っており、延滞税が加算されている」という内容です。

【延滞税】所得税の未納額と延滞税のご案内|国税庁

本文には、
ご納付いただく金額:524,100円
と記載されています。

内訳として、

  • 未納の本税:500,000円
  • 延滞税:24,100円

とかなり具体的な金額が設定されています。

さらに、「延滞税は、完納の日まで1日あたり約125円ずつ増加します」として、早めに支払うよう促しています。

そしてこちらのメールでも、「Android版 e-Tax アプリをダウンロード」という誘導がありました。

リンク先は、takaokadenshi.comでした。

また、「お早めに当事務所までご相談ください」という表現もあります。

国税庁を名乗るメールなのに「当事務所」という表現が出てくるのは、不自然に感じるポイントです。

また、このメールにも Aq1KJ.dfu (105バイト)という添付ファイルが付いていました。このような心当たりのない添付ファイルは、開かないほうが安全です。

今回の4通には共通する特徴がある

今回届いた4通は、文章や件名こそ違いますが、共通する部分があります。

e-Taxや国税庁とは異なるドメインから送られている

4通の送信元はそれぞれ、

  • shop.yudatoy.com
  • hongchunyl.com
  • password.hnwtyp.com
  • memo.takaokadenshi.com

でした。

いずれもe-Taxの公式ドメインではありません。

国税庁のe-Tax公式サイトでは、e-Taxから送信するメールの送信元表記として、

e-Tax(国税電子申告・納税システム) <info@e-tax.nta.go.jp>

が案内されています。

今回のメールは、この公式の送信元とは一致していません。

リンク先も公式サイトとは異なる

今回のメールに含まれていたリンク先も、

  • cttbt.com
  • yg-5216.com
  • mdqqb.com
  • takaokadenshi.com

など、e-Taxや国税庁とは関係のないドメインでした。

「国税庁」「e-Tax」と書かれていても、実際にリンク先がどこなのかを確認することが重要です。

「Android版e-Taxアプリ」への誘導が繰り返されている

今回のメールで特に目立ったのが、Android版e-Taxアプリへの誘導です。

しかし、これはかなり重要なポイントです。

国税庁のe-Tax公式サイトによると、Android向け「e-Taxアプリ」は2021年1月4日をもってサービスを終了しています。

現在のe-Tax公式案内でも、「e-Taxアプリ」はサービス終了済みであることが明記されています。

つまり、2026年に届いた今回のメールで、「Android版e-Taxアプリをインストールしてください」と案内していること自体が、現在の公式サービスと一致していません。

この点は、今回のメールを不審なものと判断する大きな材料の一つです。

e-Taxの正規メールにもURLが入ることはある

以前の記事でも触れましたが、「e-TaxのメールはURLが入っていたら必ず偽物」と考えるのは正確ではありません。

e-Tax公式サイトでは、正規メールは定型文で、原則としてメール本文内にURLを記載していないと案内されています。

一方で、メールアドレスの到達確認など、一部の正規メールにはURLが記載される例外があります。

そのため、「URLがあるかどうか」だけで判断するのではなく、送信元やリンク先などを合わせて確認することが重要です。

還付金だけでなく「未納・延滞税」を装うパターンにも注意

今回、特に気をつけたいのが4通目です。

1~3通目は、「還付金が受け取れます」という形で興味を引いていました。

一方、4通目は、「税金を納めていない」「延滞税が増えている」と不安を煽るタイプです。

つまり、e-Taxを装ったメールでは、「お金がもらえる」だけでなく、「お金を払わなければならない」という方向からも誘導してくることがあります。

どちらの場合でも、メールに書かれたリンクから慌てて手続きをするのではなく、公式サイトから自分で確認することが大切です。

このようなメールが届いたらどうすればいい?

e-Taxや国税庁を名乗るメールが届いた場合は、次の点を確認しましょう。

メール内のリンクを不用意にクリックしない

「本日まで」「手続きが遅れる」「延滞税が増える」などと急かされても、慌ててリンクを開かないようにしましょう。

送信元のメールアドレスを確認する

表示名だけではなく、実際のメールアドレスとドメインを確認してください。

今回のメールのように、表示名が「国税庁」「e-Tax」でも、実際のドメインが全く関係ないものになっている場合があります。

リンク先のドメインを確認する

リンクをクリックする前に、リンク先がe-Taxや国税庁の公式サイトなのか確認しましょう。

ただし、表示されているURLだけで判断するのではなく、可能であればメールからではなく公式サイトへ直接アクセスするほうが安心です。

心当たりがなければ削除する

還付金や未納について心当たりがなくても、メールに書かれたリンクから確認する必要はありません。

必要な手続きがあるか確認したい場合は、e-Taxの公式サイトなどから直接確認しましょう。

添付ファイルを開かない

今回のように、e-Taxや国税庁を装ったメールに身に覚えのない添付ファイルが付いている場合は、開かないようにしましょう。

以前届いたe-Tax迷惑メールとは別のパターン

以前の記事では、「e-Tax メッセージボックスのお知らせ」という件名のメールを紹介しました。

こちらも還付金を装い、Android版e-Taxアプリへ誘導する内容でした。

今回も同じようにe-Taxを装ったメールが届いていますが、今回確認できたものは、

  • 還付金の受取手続き未完了
  • 還付金に関する確認事項
  • 医療費控除による還付金
  • 所得税の未納・延滞税

など、より多様な内容になっていました。

e-Taxを名乗るメールが届いた場合は、以前見たメールと内容が違っていても、送信元やリンク先などを確認するようにしましょう。

まとめ

今回、e-Taxや国税庁を装ったメールが4通届きました。

内容はそれぞれ違っていましたが、共通して、

  • e-Taxや国税庁とは異なるドメインから送信されている
  • e-Taxや国税庁とは関係のないURLへ誘導している
  • 還付金や未納・延滞税など、金銭に関する内容で焦らせる
  • Android版e-Taxアプリのインストールを案内している

といった特徴がありました。

特に、今回のメールで繰り返し案内されていたAndroid版「e-Taxアプリ」は2021年1月4日にサービスを終了しています。

そのため、現在届いたメールで「Android版e-Taxアプリをインストールしてください」と案内された場合は、十分に注意してください。

e-Taxや国税庁を名乗るメールが届いた場合でも、メールの見た目や文章だけで本物と判断せず、送信元やリンク先を確認しましょう。

手続きが必要か確認したい場合は、メール内のリンクではなく、e-Taxの公式サイトから直接確認するのがおすすめです。

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